心地よさと感動のある住まいのために。もっと気軽にインテリアのプロに相談しよう
住まいとは、毎日を過ごす自分のための場所。だから自分にとって心地よく、素敵だと思える空間に整えるのがおすすめです。インテリアのプロの手を借りると、理想の空間は格段に実現しやすくなります。
インテリアのプロ。欧米ではどういう人?
欧米ではインテリアのプロとは基本的に二つのジャンルに分かれています。
1. インテリアデザイナー
インテリアの空間そのもの、建築的に関わる部分にも携わります。私が仕事していたベルギーでもそうですが、ヨーロッパの国によっては「インテリアの設計士」といった肩書きを使うこともあり、住宅では古い建物のリノベーションを手がけることが多いです。国によって多少な違いはありますが、インテリアデザイナーになるには大学やデザインスクールでインテリアデザインを専攻、卒業するのが一般的です。
欧米ではインテリアのプロとは基本的に二つのジャンルに分かれています。
1. インテリアデザイナー
インテリアの空間そのもの、建築的に関わる部分にも携わります。私が仕事していたベルギーでもそうですが、ヨーロッパの国によっては「インテリアの設計士」といった肩書きを使うこともあり、住宅では古い建物のリノベーションを手がけることが多いです。国によって多少な違いはありますが、インテリアデザイナーになるには大学やデザインスクールでインテリアデザインを専攻、卒業するのが一般的です。
2. インテリアデコレーター
デコレーターとは「デコレーションをする人」と意味し、基本はインテリアのソフト面に関わる仕事を手がけます。色のコーディネーションや家具、照明、カーテン、アートや小物などの選定をしながら空間をつくり上げます。とくに資格はありませんが、高度な知識やセンスが求められます。
デコレーターとは「デコレーションをする人」と意味し、基本はインテリアのソフト面に関わる仕事を手がけます。色のコーディネーションや家具、照明、カーテン、アートや小物などの選定をしながら空間をつくり上げます。とくに資格はありませんが、高度な知識やセンスが求められます。
日本のインテリアのプロとは?
日本のインテリアデザイナーは海外と似たところが多いでしょう。一般的に店舗やオフィスなど公共の空間デザインが中心といったイメージはありますが、個人宅を手がけるデザイナーも多くいます。
欧米ではインテリアデコレーターと一つの名称で統一しているのと違い、日本では様々な資格や肩書きで海外のデコレーターに相当する仕事をしているプロフェショナルがいます。もっとも知名度が高いのがインテリアコーディネーターでしょう。
その他にも、インテリアデコレーターやアドバイザーなど数多くの資格もあれば、無資格、または収納やカラーコンサルティングなど複数の資格を組み合わせて自分の特徴や仕事の内容をもっとも生かすオリジナルな名称で成功しているプロもいます。
インテリアデザイナー・コーディネーターを探す
日本のインテリアデザイナーは海外と似たところが多いでしょう。一般的に店舗やオフィスなど公共の空間デザインが中心といったイメージはありますが、個人宅を手がけるデザイナーも多くいます。
欧米ではインテリアデコレーターと一つの名称で統一しているのと違い、日本では様々な資格や肩書きで海外のデコレーターに相当する仕事をしているプロフェショナルがいます。もっとも知名度が高いのがインテリアコーディネーターでしょう。
その他にも、インテリアデコレーターやアドバイザーなど数多くの資格もあれば、無資格、または収納やカラーコンサルティングなど複数の資格を組み合わせて自分の特徴や仕事の内容をもっとも生かすオリジナルな名称で成功しているプロもいます。
インテリアデザイナー・コーディネーターを探す
フィーリングが合うプロとの出会いが重要
大きく分けるとインテリアデザイナーは空間をゼロからつくるのに対し、コーディネーターやデコレーターは空間の中でのインテリアを提案します。ただ、境界線が曖昧なところもあり、家具やデコレーションまで手がけるデザイナーもいれば、コーディネーターが設計段階から関わることもあります。
プロによって仕事の内容や範囲も異なるため、まずは実際に何をしたいかを伝えながら相談するのが良いしょう。
肩書きや知識、経験、センスはもちろんですが、もう一つ大事なのはお互い良いコミュニケーションが取れること、つまり相性です。相談しやすく、要望をしっかりヒアリングと理解ができ、フィーリングが合うプロとの出会いが大切です。
大きく分けるとインテリアデザイナーは空間をゼロからつくるのに対し、コーディネーターやデコレーターは空間の中でのインテリアを提案します。ただ、境界線が曖昧なところもあり、家具やデコレーションまで手がけるデザイナーもいれば、コーディネーターが設計段階から関わることもあります。
プロによって仕事の内容や範囲も異なるため、まずは実際に何をしたいかを伝えながら相談するのが良いしょう。
肩書きや知識、経験、センスはもちろんですが、もう一つ大事なのはお互い良いコミュニケーションが取れること、つまり相性です。相談しやすく、要望をしっかりヒアリングと理解ができ、フィーリングが合うプロとの出会いが大切です。
インテリアのプロは何をするの?
インテリアのプロフェショナルとは、快適な住まいづくりのお手伝いをする人達です。クライアントのライフスタイルやテイストに合わせた提案をするのが役割となります。
家族構成、ライフスタイル、理想な暮らしや好み、予算などをしっかりとヒアリングし、そこから得た情報に応じてインテリアのプラニングと提案を行います。生活に合った動線を考慮したレイアウト、家具、照明器具、小物やアートの選定や窓周りの計画のご提案。壁面収納のようなオーダー家具のデザインや作成、壁や天井、床材のセレクションにも及ぶこともあります。
インテリアコーディネートをプロに依頼するには? 知っておきたい12のQ&A
インテリアのプロフェショナルとは、快適な住まいづくりのお手伝いをする人達です。クライアントのライフスタイルやテイストに合わせた提案をするのが役割となります。
家族構成、ライフスタイル、理想な暮らしや好み、予算などをしっかりとヒアリングし、そこから得た情報に応じてインテリアのプラニングと提案を行います。生活に合った動線を考慮したレイアウト、家具、照明器具、小物やアートの選定や窓周りの計画のご提案。壁面収納のようなオーダー家具のデザインや作成、壁や天井、床材のセレクションにも及ぶこともあります。
インテリアコーディネートをプロに依頼するには? 知っておきたい12のQ&A
住まいは「城」。だからプロに頼む欧米人
欧米人にとって住まいとはもっとも大切な場所です。くつろげる、ホッとできる場所であると同時に、自分を象徴する場所でもあり、住まいに対してものすごい誇りを持ちます。
一言で言えば住まいとはその人の「城」です。
そんな城は完璧であって欲しい。その完璧を目指すためにプロに依頼することが多いのです。
欧米人にとって住まいとはもっとも大切な場所です。くつろげる、ホッとできる場所であると同時に、自分を象徴する場所でもあり、住まいに対してものすごい誇りを持ちます。
一言で言えば住まいとはその人の「城」です。
そんな城は完璧であって欲しい。その完璧を目指すためにプロに依頼することが多いのです。
豪邸もワンルームも理想は同じ
ロンドンの大学を卒業し、就職したベルギーのインテリアデザインオフィスでは、フルリノベーションから造作家具のデザイン、家具やカーテンの選定まで、様々な予算やスタイルでのプロジェクトに携わりました。
大豪邸から一人暮らしのワンルームまで、クライアントは様々。でも快適な暮らしをしたい夢は、どんな建物やライフスタイル、そして予算でも一緒です。色々なクライアントさんのプロジェクトを担当しながら、本当に普通の人でも頼むんだと実感しました。
プチリフォームや小さなインテリアプロジェクトもインテリアデザイナーに相談してみよう
ロンドンの大学を卒業し、就職したベルギーのインテリアデザインオフィスでは、フルリノベーションから造作家具のデザイン、家具やカーテンの選定まで、様々な予算やスタイルでのプロジェクトに携わりました。
大豪邸から一人暮らしのワンルームまで、クライアントは様々。でも快適な暮らしをしたい夢は、どんな建物やライフスタイル、そして予算でも一緒です。色々なクライアントさんのプロジェクトを担当しながら、本当に普通の人でも頼むんだと実感しました。
プチリフォームや小さなインテリアプロジェクトもインテリアデザイナーに相談してみよう
信頼関係ができるとリピーターに
そしてもう一つ分かったのが気が合うクライアントとは1回限りではなく、リピーターになることが多いことです。別の部屋の依頼もあればソファを買い替えのような単発な依頼もあります。
信頼関係はもちろん、一度頼んだデザイナーやデコレーターに再度お願いすることで、テイストやデザインにブレがない安心感です。プロとクライアントで良い関係を築くことも大切であるということも、当未だ若い私にとっては大きな勉強になりました。
そしてもう一つ分かったのが気が合うクライアントとは1回限りではなく、リピーターになることが多いことです。別の部屋の依頼もあればソファを買い替えのような単発な依頼もあります。
信頼関係はもちろん、一度頼んだデザイナーやデコレーターに再度お願いすることで、テイストやデザインにブレがない安心感です。プロとクライアントで良い関係を築くことも大切であるということも、当未だ若い私にとっては大きな勉強になりました。
プロの仕事は感動を生む
もともとセンスが良い人でも、プロのワンタッチで、さらにレベルアップしたインテリアを期待しています。彼らが求めるのは英語でWow factorと言われています。Wow factorとは「ワオ!」と言われる要素のこと。日本であれば「わー!すごい!」「素敵!」「自分では絶対に考えなかった!」といった反応に似ているでしょう。
そんな感動はプロが持つスキルやセンス、そして独創的な考えから生み出されます。
毎日わくわくするような空間で生活をしたいと思いませんか?そんな暮らしを実現するためにも、ぜひインテリアのプロに相談してみてはいかがでしょう。
インテリアの記事をもっと読む
専門家とのコミュニケーションの記事を読む
もともとセンスが良い人でも、プロのワンタッチで、さらにレベルアップしたインテリアを期待しています。彼らが求めるのは英語でWow factorと言われています。Wow factorとは「ワオ!」と言われる要素のこと。日本であれば「わー!すごい!」「素敵!」「自分では絶対に考えなかった!」といった反応に似ているでしょう。
そんな感動はプロが持つスキルやセンス、そして独創的な考えから生み出されます。
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私はインテリアデザインについてイギリスの大学で学びました。卒業後は欧州でインテリアのプロとしてのキャリアをスタートし、結婚を機に15年間のヨーロッパ生活を終え、生まれ育った日本に帰国しました。日本では、インテリアに手を入れにくい賃貸住宅に住む人も多いので、プロの手を借りてまで空間をカスタマイズするのは難しい、と感じている人もいるでしょう。でも、住まいを自分のための「城」と考えるなら、インテリアを整えるのは本当におすすめなのです。
そこで、今回は前後編に分け、「もっと気軽にインテリアのプロに相談しよう!」というご提案をしたいと思います。この前編では、インテリアのプロができることについてご紹介し、次回の後編ではインテリアのプロに相談するコツをご説明します。
プロと一緒に部屋づくりをして、素敵なインテリアを手に入れよう